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研究者情報 |
ホシノ セイコ
HOSHINO SEIKO 星野誠子 所属 医学部医学科 解剖学(機能組織) 職種 研究技術員 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 肥満2型糖尿病におけるEmpagliflozinと習慣的走運動の併用による骨格筋への影響 |
会議名 | 第68回日本腎臓学会学術総会 |
主催者 | 東京大学大学院医学研究科 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | 井上 一歩、関口 さおり、小倉 裕司、星野 誠子、片山 きみえ、浅野 純子、赤木 崇将、渡邉 詩香、永井 義夫、木村 健二郎、柴垣 有吾、池森 敦子 |
発表年月日 | 2025/06/20 |
国名 | 日本 |
開催地 (都市, 国名) | 横浜市 |
開催期間 | 2025/06/20~2025/06/21 |
学会抄録 | 日本腎臓学会誌 67(4),474 2025 |
概要 | 【目的】肥満2型糖尿病動物(SDT fatty rat)を使用し、Empagliflozin(EMPA)と習慣的走運動を併用した場合の骨格筋への影響を検討した。【方法】SDT fatty ratを4群{無処置群、運動(Ex)群、EMPA群、EMPA+運動(EMPA+Ex)群}に分け、EMPAは9〜16週齢まで混餌投与し、習慣的走運動(週4回)は8週齢〜16週齢まで行った。16週齢で長趾伸筋(E筋)、ヒラメ筋(S筋)を摘出した。【結果】無処置群と比べ、EMPA群では、体重増加、血糖低下、E筋の筋重量増加を認め、筋力や筋断面積の低下は、認めなかった。EMPA+Ex群では、Ex群、EMPA群と比べ、筋重量が増加し、E筋のType IIb線維筋断面積は、Ex群より有意に高値であった。EMPA+Ex群のS筋では、Ex群、EMPA群と比べ、ミトコンドリア機能関連分子(citrate synthase、PGC-1α、中鎖アシルCoA脱水素酵素)の活性や発現が有意に増加した。cytochrome C oxidase subunit 5Bの蛋白発現は、Ex群より有意に増加した。【結論】EMPAと運動の併用は、運動単独やEMPA単独と比較し、肥満2型糖尿病のサルコペニアを抑制する可能性が示された。 |