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研究者情報 |
タカス ユウイチ
TAKASU YUICHI 高須雄一 所属 医学部医学科 生理学(物理学) 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 医科大学第1学年のための物理実習と統計教育 |
会議名 | 日本科学教育学会第48回年会 |
主催者 | 日本科学教育学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | 髙須雄一 |
発表年月日 | 2024/09/14 |
開催地 (都市, 国名) | 函館 |
開催期間 | 2024/09/13~2024/09/15 |
学会抄録 | 日本科学教育学会年会論文集 48(1),161 2024 |
概要 | 医学部第1学年に対して,統計用語の認知度調査と統計に対する意識調査を実施した。その結果,高校までに学習する基礎的な用語に関しては習得していることを示したが,これまでの物理実習のレポートを分析した結果,高校までに学習しているはずの分散や標準偏差などの専門的な用語に関しては必ずしも十分な理解に達していないことが分かった。そこで,物理実習において,受講生120名分の全データをプロットし,全データのばらつきを評価するには標準誤差と標準偏差のどちらが適しているかを問う課題を設計し実践した。その結果,全データをプロットすると,全データのばらつきは標準偏差で評価できるとの解答が増加した。以上より,統計量の理解において,全データプロットが一定の効果を有することが分かった。 |