研究者情報 | |
コイヅカ イズミ
KOIZUKA IZUMI 肥塚 泉 所属 医学部医学科 耳鼻咽喉科学 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | サリチル酸によるモルモット聴皮質dorsocaudal areaへの影響―single unitによる検討― |
会議名 | 第123回日本耳鼻咽喉科総会・学術講演会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | 釼持 睦、越智健太郎、木下裕継、春日井滋、肥塚 泉 |
発表年月日 | 2022/05/26 |
国名 | 日本 |
開催地 (都市, 国名) | 神戸市 |
概要 | 目的)我々はサリチル酸、キニンをモルモットに投与し、聴皮質の神経活動の変化をmulti unitで報告してきた。昨年の本学会では、神経活動をsingle unitに分離して、第一次聴皮質でのサリチル酸投与による影響を報告した。今回は、モルモットにサリチル酸を投与し聴皮質dorsocaudal (DC) areaから記録した神経活動をsingle unitに分離して検討した。
方法)実験動物はモルモットを使用した。全身麻酔下の右聴皮質から神経活動を記録した。記録された神経活動の特徴周波数を計測し、電極の位置がDCにあることを聴皮質のtonotopic mapから確認した。その後、サリチル酸投与前後で同部位の神経活動を記録、single unitに分離してサリチル酸投与による影響を検討した。さらにリドカインを下肢静脈に静注し、サリチル酸投与による影響に対する効果について検討を加えた。 結果)聴皮質DCでは、サリチル酸投与により自発放電活動が亢進した。リドカインを追加投与すると、自発放電活動の亢進は抑制された。 |