研究者情報 | |
ミムラ ヒデフミ
MIMURA HIDEFUMI 三村秀文 所属 医学部医学科 放射線診断・IVR学 職種 主任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 両側遺残アブミ骨動脈を認めた1例 |
会議名 | 第31回頭頸部放射線研究会 |
主催者 | 頭頸部放射線研究会 |
学会区分 | 研究会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎藤川あつ子、栗原宜子、池田裕隆、谷口雄一郎、三村秀文 |
発表年月日 | 2018/10/06 |
開催地 (都市, 国名) | 福岡国際会議場, 福岡 |
概要 | アブミ骨動脈は内頚動脈と外頸動脈をつなぐ胎生期の血管で通常10週に退縮する。アブミ骨動脈が生後も遺残する頻度は0.02から0.48%と非常にまれであるが、中耳の異常血管としては最も頻度が高い。合併症として、アブミ骨固着による混合性難聴や、拍動性耳鳴りなどが報告されている。術前に存在が確認されていなかった場合に術中出血のリスクとなりえるため、事前に画像で指摘することは重要である。典型的な画像所見を呈した両側性のアブミ骨動脈遺残の症例を提示した、画像のポイントは血管そのものを見る場合はCTではサブトラクションが必須であるという点である。 |