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研究者情報 |
ワダ シンジ
WADA SHINJI 和田慎司 所属 医学部医学科 放射線診断・IVR学 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 非小細胞性肺がんの転移巣における経皮的針(再)生検の有用性 |
会議名 | 第30回関東IVR研究会 |
学会区分 | 研究会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎和田慎司, 曽根美雪, 菅原俊祐, 伊藤千尋, 長谷川哲也, 馬越紀行, 荒井保明 |
発表年月日 | 2018/07/07 |
開催地 (都市, 国名) | 東京, 日本 |
概要 | 【背景】進行期非小細胞性肺がんの治療には、遺伝子変異が同定できれば、分子標的薬が用いられる。しかし、治療開始後一定期間経つと耐性を獲得して病状が進行し、次治療へは新たに遺伝子変異を確認する必要がある。第3世代EGFR-TKIのOsimertinib(タグリッソ)は、T790M変異陽性を確認することが投与の条件となっており、組織採取が必須である。
【目的】EGFR耐性患者の肺病変に対する気管支鏡ないし経皮的針再生検の報告は散見されるが、転移巣に対する報告は少ないため、有効性ならびに安全性を後ろ向きに検討した。 【方法】対象は国立がん研究センター中央病院で2014年6月から2018年1月に転移巣に対し画像ガイドに経皮的針再生検を施行された15症例16病変。男性7名、女性8名、年齢中央値62.5歳(42-85)。生検対象とした転移巣は肝5例、骨3例、リンパ節3例、肺内転移2例、胸膜1例、副腎1例、心嚢液1例。骨硬化性骨病変、心嚢液ドレナージ以外は、18Gの生検針を用いた。検体数中央値3(1-6)。技術的成功率、遺伝子変異の解析可否、手技に伴う合併症の評価(CTCAE v4.0)を行った。 【結果】技術的成功率は100%(16例)、遺伝子変異の解析率は100%(15例)であった。T790M変異は25%(4/16)にみられた。放射線診断で転移と考えられた骨硬化性病変の1例は病理学的に転移ではなかった。出血(G2)が1例にみられたが、外套針から塞栓を行い、止血を得た。 【結論】転移巣の経皮的再生検の安全性ならびに実行性は高く、遺伝子解析に有用と考えられた。 |