研究者情報 | |
ヤザワ マサヒコ
YAZAWA MASAHIKO 谷澤雅彦 所属 医学部医学科 腎臓・高血圧内科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | デノスマブ投与後に低Ca血症を来した2症例. |
会議名 | 第61回日本透析医学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎大平健弘, 末木志奈, 川田敦美, 岡本岳士, 谷澤雅彦, 櫻田勉, 柴垣有吾 |
発表年月日 | 2016/06/11 |
開催地 (都市, 国名) | 大阪市 |
学会抄録 | 日本透析医学会雑誌 49(Suppl.1),828 |
概要 | 【症例1】65歳男性。維持透析患者。腎臓癌術後。2014年4月敗血症性ショックによる低酸素脳症で不動となった。2015年7月末多発骨転移ありCa 11.7 mg/dlまで上昇、デノスマブ120mg投与しCa 7.1 mg/dl,P 2.1 mg/dlまで低下した。VitD、リンの内服ではコントロールつかずVitDパルス療法の併用を行った。
【症例2】79歳男性。維持透析患者。Ca12.9mg/dLまで上昇、不動による高Ca血症と診断しデノスマブ60mg投与し、Ca 9.3mg/dL,P 2.2 mg/dlまで低下した。これ以上の低下を避けるためVitDとカルシウム内服を行った。 【考察】骨転移および骨粗鬆症に対して抗RANKLモノクローナル抗体製剤が投与可能であるが、重度低カルシウム血症を来す患者が散見される。投与後注意深い観察が必要であり、文献的考察を含めて報告する。 |