シバガキ ユウゴ   SHIBAGAKI YUGO
  柴垣有吾
   所属   医学部医学科 腎臓・高血圧内科
   職種   主任教授
言語種別 日本語
発表タイトル 出口部ケアで作成する3%高張食塩水の汚染度に関する検証.
会議名 第61回日本透析医学会学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎福本美香, 藤嶋千華, 東山恵, 堤妙子, 三田由美子, 小板橋賢一郎, 櫻田勉, 柴垣有吾
発表年月日 2016/06/10
開催地
(都市, 国名)
大阪市
学会抄録 日本透析医学会雑誌 49(Suppl.1),462 2016
概要 【目的】出口部感染を認める腹膜透析患者において3%高張食塩水(以下、食塩水)を浸す出口部ケアが有効との先行研究がある。
当院では自宅で食塩水を簡便に作成できる方法を指導している。
しかし、患者毎で作成方法が異なり、菌の繁殖を心配する声が聞かれたため作成方法の違いによる食塩水の汚染度を検証した。
【方法】当院で標準的に作成している食塩水を対照として、ミネラルウォーター、ジュースボトル、お茶のボトル、口を付けた使用済ペットボトル、5%の食塩水ボトルを準備した。
汚染度はアデノシン三リン酸(ATP)を測定できるルシパックPen(ルミテスター)を用いた。
【結果】1週間にわたって各ボトルの食塩水の汚染度を測定したが、水道水の基準ATP値0-3RLUに対し、条件が違っていてもATP値は0-4RLUにとどまっていた。
【まとめ】どの方法を用いても明らかな汚染が認められないため、状況に応じた作成方法で良いと考えられた。