研究者情報 | |
オダ タケヒコ
ODA TAKEHIKO 小田武彦 所属 医学部医学科 人文・社会科学 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 韓国と日本のカトリック教会の歩み |
会議名 | 2015年度特別臨時司教総会 |
主催者 | 日本カトリック司教協議会 |
招聘 | 招聘 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 特別講演・招待講演など |
発表者・共同発表者 | ◎小田武彦 |
発表年月日 | 2015/10/02 |
開催地 (都市, 国名) | 東京都江東区 |
概要 | 日本にキリスト教をもたらしたのは、フランシスコ・ザビエルたち宣教師が1549年に来日したことによる。それに対して、朝鮮半島にキリスト教をもたらしたのは宣教師ではなく、中国でマテオ・リッチらが中国語に翻訳したキリスト教書籍をとりよせて研究していた儒教の専門家たちによる。マテオ・リッチの漢訳西学書を最初に朝鮮に持ち帰ったのは1603年、李光庭である。それぞれの国での教会の歩みは異なるが、日韓併合により重なり合い、太平洋戦争で日本が負けたことにより、朝鮮半島が北と南に分断された歴史を概観した上で、日本の教会が両国の教会の将来に対する責任をどのように担っていくべきかを論じた。 |