研究者情報 | |
コイタバシ ケンイチロウ
KOITABASHI KENICHIRO 小板橋賢一郎 所属 医学部医学科 腎臓・高血圧内科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 保存期CKD患者の頚動脈プラークスコアに関与する因子の検討. |
会議名 | 第58回日本腎臓学会学術総会 |
主催者 | 日本腎臓学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎小板橋 賢一郎,櫻田 勉,大石 大輔,柴垣 有吾 |
発表年月日 | 2015/06/06 |
開催地 (都市, 国名) | 名古屋市 |
学会抄録 | 日本腎臓学会誌 57(3),584 2015 |
概要 | 【緒言】CKD患者において動脈硬化はCKDの原因となり得る。またCKDによって動脈硬化は促進され、両者には密接な関係がある。
【目的】保存期CKD患者の頚動脈プラークスコア(CPS)に関与する因子について検討することを本研究の目的とした。 【方法】当院にて管理している保存期CKD stage3から5までの患者142名(男性103名)を対象とし、CPSと各種パラメーターとの相関を調べた。 【結果】対象患者の平均年齢69±11歳、平均eGFR 22.5±11.4 ml/min/1.73m2であった。CPSと有意な相関を認めたパラメーターは、年齢(r = 0.288, p = 0.001)、Hb(r = -0.244, p = 0.007)、Cr(r = 0.186, p = 0.027)であった。 【結語】保存期CKD患者のCPSには、Hb、年齢、Crが関与していると考えられ、貧血を認める患者では動脈硬化が進行している可能性があると考えられた。 |