研究者情報 | |
フジカワ アツコ
FUJIKAWA ATSUKO 藤川あつ子 所属 医学部医学科 放射線診断・IVR学 職種 講師 |
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論文種別 | 総説・解説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待論文 | 招待あり |
表題 | 小児腹部腫瘍 |
掲載誌名 | 正式名:超音波検査技術 ISSNコード:18814506 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43(6),714-723頁 |
著者・共著者 | 藤川あつ子 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2018/12 |
概要 | 小児領域において, 腹部腫瘤を呈する病態は多岐に渡る. すべての疾患を個々に記憶することは困難であるが, 頻度の高い疾患とそうでないものに大別でき, 頻度の高い疾患の種類は多くない. また, 小児では疾患ごとに好発年齢がある程度決まっていて, これを考慮すると鑑別の幅を狭めることができるため, 年齢の因子は重要である. 病変の部位や血流を含めた内部性状などの病変自体の特徴, 更に発熱や疼痛の有無, 経過などの情報を加えることで更に鑑別を絞ることができる. このため, 本稿ではまず代表的な腹部腫瘤を呈する疾患とその大まかな鑑別を述べたのち, 年齢ごとの代表的な病態とその特徴, チェックポイントをリストアップする. その上で重要と思われる疾患について概要を述べた |