研究者情報 | |
シバガキ ユウゴ
SHIBAGAKI YUGO 柴垣有吾 所属 医学部医学科 腎臓・高血圧内科 職種 主任教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 生体腎移植ドナーの腎提供による高血圧・動脈硬化指標への影響. |
掲載誌名 | 正式名:日本臨床腎移植学会雑誌 略 称:日臨腎移植会誌 ISSNコード:21879907 |
掲載区分 | 国内 |
出版社名 | 日本臨床腎移植学会 |
巻・号・頁 | 3(2),177-182頁 |
著者・共著者 | 上原圭太, 谷澤雅彦, 櫻井裕子, 小板橋賢一郎, 松井勝臣, 山内淳司, 河原崎宏雄, 今井直彦, 佐々木秀郎, 力石辰也, 柴垣有吾 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2015/12 |
概要 | Abstract:【研究目的】生体腎移植ドナー(LKD)は腎提供後の腎機能低下から血圧が上昇することが知られているが、腎提供前後の血圧や動脈硬化に関する詳細な検討は少ない。そこで、LKDの腎提供前後の血圧・動脈硬化への影響について調べた。【方法】2008~2013年に当院で腎提供を行ったLKDのうち、術前と術後1年時に24時間自由行動下血圧測定(ABPM)を施行した者を対象とし、血圧や動脈硬化指数の評価を行った。なお、術前から生活指導と治療介入を積極的に行った。【結果】期間中62名が腎提供を行い、対象LDKは27名であった。腎提供前後のABPM平均血圧に変化はなく、動脈硬化指標であるCAVI、PWV、FMDにも変化は認めなかったが、中心血圧の指標となる脈波増大係数(AI)は8.7±15.1%から17.9±15.7%と有意に増加していた。【結論】腎提供後も適切な介入により良好な血圧を維持できるが、AIはその早期から変化する。(著者抄録) |