研究者情報 | |
ヤザワ マサヒコ
YAZAWA MASAHIKO 谷澤雅彦 所属 医学部医学科 腎臓・高血圧内科 職種 准教授 |
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論文種別 | 総説・解説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 腎移植におけるメタボリック症候群のマネジメント. |
掲載誌名 | 正式名:今日の移植 ISSNコード:0916-0094 |
巻・号・頁 | 27(5),424-437頁 |
著者・共著者 | 谷澤雅彦, 柴垣有吾 |
発行年月 | 2014/09 |
概要 | メタボリック症候群は、肥満(主に内臓脂肪型)・高血圧・脂質異常症・耐糖能障害で構成され、特に肥満によるインスリン抵抗性、慢性炎症がその病態の主因である。腎移植後患者の予後を規定する移植腎機能障害、心血管疾患、死亡においてメタボリック症候群が濃厚に関与しており、移植後は免疫抑制薬の影響や食事摂取量の増加などにより肥満が進み、メタボリック症候群の有病率は上昇する。本項では移植後メタボリック症候群の疫学、弊害、管理方法を、現行のガイドラインに沿って解説する。なお本稿では可能な限り日本人でのデータを示すが、非常に少ないために今後のデータの集積が期待される。また、本邦の腎移植の大多数を生体腎移植が占めるために、生体腎ドナーのメタボリック症候群がレシピエントおよびドナーの術後にどのように影響を与えるかについても考察する。(著者抄録) |
文献番号 | 2015012818 |