研究者情報 | |
シバガキ ユウゴ
SHIBAGAKI YUGO 柴垣有吾 所属 医学部医学科 腎臓・高血圧内科 職種 主任教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 心房中隔欠損症3症例のバスキュラーアクセスの検討. |
掲載誌名 | 正式名:腎と透析 ISSNコード:0385-2156 |
巻・号・頁 | 77(別冊 アクセス2014),72-74頁 |
著者・共著者 | 上原正弘, 末木志奈, 鶴岡佳代, 松井勝臣, 宮本雅仁, 櫻田勉, 佐藤雄一, 柴垣有吾, 力石辰也, 木村健二郎 |
発行年月 | 2014/07 |
概要 | 症例1は77歳女で、左前腕自己血管内シャント(AVF)を作製し、血液透析を導入した。1ヵ月前よりVA肢の腫脹を認め、過剰血流を疑った。ドライウェイトの設定もやや過剰であったため、減量で経過観察中である。症例2は62歳女で、末期腎不全であった。徐々に腎機能障害が進行し、尿毒症症状が出現した。術前心臓超音波検査にてASDの指摘を受けた。長期型バスキュラーカテーテルを挿入し、血液透析を導入した。外科的にASD直接閉鎖術を施行し、その後、左前腕AVFを作製した。心不全の発症なく経過している。症例3は22歳男で、末期腎不全で、心臓超音波検査にてASDを指摘された。左前腕AVF作製術を施行した。その後、尿毒症症状が出現し、血液透析を導入した。徐々に心拡大傾向で、ASD閉鎖術を施行した。心不全なく経過良好である。 |
文献番号 | 2015049649 |