研究者情報 | |
キタジマ アケミ
KITAJIMA AKEMI 北島明美 所属 医学部医学科 耳鼻咽喉科学 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 振子用回転検査を用いた体性感覚入力の影響の検討 |
掲載誌名 | 正式名:Equilibrium Research ISSNコード:0385-5716 |
巻・号・頁 | 71(3),162-169頁 |
著者・共著者 | 北島 明美, 肥塚 泉 |
発行年月 | 2012/06 |
概要 | 前庭自律神経反射による不快な症状を伴うことが少ない振子様回転刺激法について検討した。健常人19例を対象とした。棒を握った状態(Bar)および腹部刺激を与えた状態(Vibration)の0.2Hz、0.4Hz、0.8Hzのいずれの周波数においても、外側半規管が地面と水平になるような位置に座らせて回転刺激(EVAR)と偏垂直軸回転刺激(OVAR)の前庭-眼反射(VOR)利得間に有意差は認めなかった。0.2HzのEVARにて、棒を握らない状態(Control)と比較し、Barでは34%のVORの利得増加を認めた。0.2Hz OVARにおいては、Controlに比しBarにおいてVOR利得が増加する傾向があった。VibrationのVOR利得に関しては、EVAR、OVARともに0.2Hz、0.4Hz、0.8Hzのいずれの周波数においてもControlのVOR利得と比較し有意差は認めなかった。 |
文献番号 | 2012296778 |